2016-01-01から1年間の記事一覧

判例「弁護士懲戒が不法行為となった事例」

平成17(受)2126、損害賠償請求事件。平成19年4月24日最高裁判所第三小法廷判決 弁護士に執拗に懲戒を叫ぶ事が、不法行為を成立させる場合がある、という判例。 実際に判決文を読んでいただくと分かりますが、まあ、これほどまでに執拗だと、不法行為を成立さ…

企業への就業はどの時点から開始され、その後はどういう扱いになるか。

本記事は、企業への就業内定の話です。判例は、新卒、中途採用について存在しますが、それに限らず、本日は一般論を述べたいと思っています*1。 過去には、内定取消で日テレを訴えた事件も記憶に新しいですね。ああいう事件が起きるたびに、企業って内定取り…