「ヒグマハンターの猟銃を取り戻す(Call4 表題)」訴訟、概観 1 - 言われている程、高裁判決を否定していないのでは?

事件名は、Call4 で扱っている弁護団のタイトルを使用する事にします。
なお、Call 4 該当ページは、「ヒグマハンターの猟銃を取り戻す」訴訟|公共訴訟のCALL4(コールフォー) です*1


最高裁判決頁は、令和8年3月27日最高裁判所第三小法廷判決
札幌高裁判決頁は、令和6年10月18日札幌高等裁判所 第2民事部判決


ネット上では、やたらと高裁判決が酷評されています。最高裁判決が出てからはさらにそれが強くなっていますが、最高裁判決文を読んで、考えた時に、本当にそうか?*2 と思っています。

多分、今後、法務系の雑誌に解説記事が出るだろうし、そこに熟考された内容も出るだろうと思うのですが、私は私なりに判決文の構造を追ってみたいので、とっかかりとして、この記事を書くことにしました。

なお、なんか勘違いをしている人も居るようなので、念のため記載しておくが、地裁判決は高裁判決と結果は違います。何故か混同して地裁判決も酷評していた人が見受けられるので、地裁判決もリンクしておきます。

実は訴訟資料は Call4 に総てあるので、地裁判決はそこから見ることが出来ます。→札幌地裁判決(https://www.call4.jp/file/pdf/202512/3a3d139b88c0117c95e2693059be70b0.pdf)

*1:なお、この訴訟を支持するのであれば寄付をする事もできます。該当ページから弁護団への寄付を行えます。

*2:最高裁判決がガチギレしている、という表現をみるが、判決文での表記はよく使われるフレーズだし、訴訟関係者が若干感情的になるのは普通だし、そこを離れて俯瞰した際に、そう思えるか、というと、そうかなあ、という感じが強い。私は懐疑的。

色々な状況が考え得る時は、思い込みで語らない方が(恋愛の件、続き)。

背景事情

恋愛は特定条件で [成立/不成立] する条件の公式?、そんな訳あるか。 の続きを書くつもりで、延び延びになってたが、そもそも個別の事情を色々考えても、単純に考えられない諸事情というものが存在する、というのを想定しておく必要があると思うのですけどね。

で、説明、結構ややこしそうなんですよね。


という訳で、少しこの話題は寝かせておくことにします。

時間がたっぷり取れたら、多分、この話題について話す人が、あまり想定していない、もしくは言及していない事について、書こうかと思います。

LGBT じゃないけど、一見違和感があるよ、と思われる例えば年齢差の恋愛についても、俯瞰して考えてみると、いろんな発生要因があります。

何故か語られない*1、ですけどね。

*1:そんな事はあり得ない、で思考停止してしまうからだと思ってますが。

恋愛は特定条件で [成立/不成立] する条件の公式?、そんな訳あるか。

普通の恋愛?

恋愛感情や、人の情の機微、そんな感情に絡んだ事件がよく話題になります。
人は感情の動物であり、その人が起こす事件も、その感情から逃れることはできません。


...が、
その事件の分析に対して、恋愛の成立、不成立を断言する言説に、時に大きな違和感を感じています。


例えば「大きな年齢差がある男女間に恋愛なんてあり得ない」とか。
例えば「普通に誰もが利用するお店などで、お客との間に恋愛なんてあり得ない」とか。


いや、件数として少ない、レアだとか、そんなに簡単に成立するような話ではない、という事なら理解はできます。
しかし、この手の話題、何故か「あり得ない」とまで言い切ってしまっていたりして。

個人の願望として、そうあって欲しい、自分のクローンのような人の群れでこの社会が成立してほしい、という願望なら良いですが、実際の主張は違いますよね。
まるで、その公式に当てはまらない人間は存在しないかのような言説です。


実際には、この世の中を構成する人間は多様であり、各個人が想像した事もないような考えをする人が、その人と離れたところで、もしくはその思考を隠して暮らしています。

何故、離れたり、考えを隠して生活するのでしょうか。
それはそうでしょう。特定の属性の人間しかいない、という思考を強く発していれば、その人の周りにはその属性以外の人は近づきませんし、近くに居ても考えを隠すでしょう。

誰もが生活上、誰かと衝突する事を避けますし、それが主流と見えるのならなおさらです。
だから強く主張する人の周囲に、そんな存在は目立たないはずです。


ところで、そんなに強く否定する、「公式以外の人」は、本当に存在しないのでしょうか。

実際には調べてみればわかりますが、少数派とはいえ、確実に存在しています。実際の統計資料にも出てきますし、注意深く聞いて回れば*1、自分の周囲にも、実際にそんな人を見つけ出すことができるでしょう。



この手の話、まさに LGBT が長年隠ぺいされてきた事情と瓜二つで、人間は全然成長していないんだなあ、と思います。

[続く]

*1:勿論、存在するという事に対して「強く否定しない人」と信じてくれないと、簡単に打ち明けてはくれないとおもいますが。それは当たり前。言ったら攻撃するような人に簡単に打ち明けてくれるわけないでしょう。