東京駅近くのJPタワー商業施設「KITTE」のクリスマスツリー(14mくらいあるそうな)の前で、12/16(日)に、東京ヴィヴァルディ合奏団セレクトメンバーと、ソプラニスタ・木村優一さんのミニ・コンサートがありました。
16:20の公演を横手で聴いていたのですが、音響設備のせいか、気分的にうまく乗り切れなかったか*1、少々迫力と言うか、音色的な色合いが欠けていて、心にあまり響かなかったのは残念。
木村優一さんのソプラノとしての生歌は初めて聴いたのですが、カウンターテナーと言うようなものではなく、本当に女声のソプラノ声なのですね。目をつぶって聞いていると、女性が歌っているように聴こえます。
中盤でグノーのアヴェ・マリアと、多分、ジュリオ・カッチーニのアヴェ・マリアを歌ったのですが、グノーはともかく、カッチーニのアヴェ・マリアの方がちょっと微妙で、アレンジのせいかちょっと高音側にずれていないかなあ、という感じがあった。
フル演奏を聴いたことはないので、コンサートなどでは良い演奏を聴かせてくれるのだと思いますが。多分、自分がいた位置の音響や、場所の雰囲気のせいもあるのかなあ、と思うので、本人の実力はこんな感じではないのだと思いますが、本日聴いた演奏は少々微妙な感じでした。
*1:ミュージシャン的な側面では、たまにあります。色々な要因が重なって、調子がいまいちとか。音響的にうまく共鳴できなかった、とか。